※あくまで個人的

京大医学部の偏った日常

ふぇみとゔぃーがん

もうタイトルからして地雷ですけど、最近ツイッター開くたびにこんなものばかり目にしてストレスになってきたので、ここで思っていることを言って発散します。そんなに過激ではないと思います。


ツイッターで見かける両者に共通して言えるのが、共感を広げたいという意思よりも仮想敵を攻撃したいという意思の方が強く感じるという点です。それと、仮想敵の主語が大きすぎるという点です。ふぇみさんは男一般を、ゔぃーがん達は肉食主義者全般を指して過激な批判をしている印象があります。


急に男全般を指して過激な批判をして、いきなり全人類の半分弱を敵に回すようなことを言ってしまう神経がよくわかりません。ゔぃーがんに至っては多分過半数以上を攻撃していますしもう少し的を絞った方がいいのではと思います。


大体急に人から攻撃されてら嫌な気分になるのは当然ですし、嫌ことをしてくる人間を支持することはまずないでしょう。


自分が書いた文が相手に与える影響を相手の立場に立ってよく考えてみてはいかがでしょう。論理が通っていれば攻撃的な内容にしなくても支持は広がると思います。


ツイッターの悪いところにツイートするたびにどんどん内容が過激ちなるという点があると思います。ツイートに支持が集まれば自分の意見に自信がついてさらに踏み込んだ、オリジナリティの強い、極端な内容になることがありますし、逆に支持が得られないと余計に社会や仮想敵に対する憎悪が深まり、これも内容の過激化を促進するような感じがします。つまり、ツイッターを自分の意見を発信する場として長くやればやるほど内容が過激になる恐れがあります。最近のツイッターはますます過激な内容で溢れているような気がして億劫ですね。私はただしょうもないコラ画像やオタクツイートとかライフハックを見たいだけなので。


とりあえずふぇみ関連の痴漢の話題について。当然痴漢をする人間が1番悪いです。それは間違いない。でも次に悪いのは痴漢してない人間を痴漢だという人ですね。痴漢しない人間にとってはそれが一番直接的に害を与えてくる人なので。ふぇみさんはそういう痴漢冤罪に対して、男どものなかに痴漢がいるからそういうことがあるあるので結局男が悪いと言いそうですが、男として一括りにまとめてしまう考え方ではふぇみさん以外の人間が納得できる理由にはならないです。痴漢する人間と一括りにされるのふぇみさんも嫌でしょ。私的には最早ふぇみさんがギャーギャーいうのは置いておくし、男が乗っても法律上問題はないからといって女性専用車両とか乗るつもりないんで、私が電車に乗るときに安全ピンで刺す気に満ちた人は半径3m以内には入ってこないでください。面倒なことに巻き込まれるのは面倒なので。


ゔぃーがんはもっと勝手にやっててくださいと言うしかないですね。別に批判するつもりはないし、ゔぃーがんをわざわざラーメン屋とかびっくりドンキーとか連れてくつもりはないですから。ただ、こっちにも強制はしないでくれますかね。人間は光合成できないんで、生物を摂取して栄養素を摂らないと死んでしまうんで。食べていい生物の定義は法律が決めていると思っているので。鯨ベーコンマジでうまいけど、世界に広める気はさらさらないです。食べたくない人は豆腐でベーコンでも作ってればいいじゃん。私は可哀想とか思わないんでガツガツ鯨も豚も牛も食べるから。


この世の大多数の人間が自分の行動をほかっておいて欲しいと思っているので、どうかふぇみさんやゔぃーがん達はいきなりこっちに干渉してきても上手くいかないからね。

死ぬ気でやれという言葉の違和感

突然ですけど、熱血な教師とかが「死ぬ気で勉強しろ。死なないから。」など言っているイメージは想像に難くないと思います。僕の人生ではあんまりそういう教育者に出会ったことはありませんが、この言葉に違和感を感じるようになりました。


昨日の小学生の殺傷事件のことがきっかけです。


死ぬ気でやれという言葉の効用は、死ぬことを考えれば目の前の課題をこなすことくらい簡単なことだから出来るであろう、と思わせることだと思います。つまり、この言葉は死ぬ気のない人間に使うことに意味があるんだなと思いました。


逆に死ぬ気が人間にとっては大変危険な言葉になり得るという事を今回の事件で感じました。死ぬ気さえあれば何でも出来てしまうという意味も持つからです。例えそれが何の罪もない児童に切りかかると言ったことでも肯定されてしまうのです。


今回の件をみて、死ぬ気で勉強するとかはあまり使いたくないと感じました。前も書きましたけど、勉強させたいなら勉強する意義を説いたらいいんですよ。理論を展開していく仕組みを理解するのって地道で大変ですけど、分かったらなかなか楽しいですよ。分かることの意義さえちゃんと共有できたらゴールは決まる訳ですし、死ぬ気でやらなくても努力出来るんじゃないかなあと思います。

京医(京大)を考えている受験生向け

センター試験お疲れ様でした。

今回は京大医学部医学科を受験しようか考えている人に向けて、実際に京医がどういうところなのかを簡単に書きたいと思います。


まず医学部としての特徴ですが、専門科目の試験は去年や一昨年に出た問題を解いておけばなんとかなるものが多いので、基本的に進級は楽な方ではあります。ただし発生という科目だけ割と勉強しないと落ちます。他の科目も気を抜いて3時間くらいしか勉強しないとすぐ落ちますが、追試が簡単なので温情で拾ってくれます。

また出席を取る科目があんまりないので、単位を取るだけなら授業に行く必要はあんまり無く自由な時間が多いです。残念ながら授業は大抵つまらないです。

医学部だけの部活が多くあり、そこで先輩達との良くも悪くも狭く近いコミュニティを築くことができます。ゴルフ部はありませんが、京都らしく茶道部とかがあります。普通の全学部向けの部活ももちろんあります。

4回生のときにマイコースという期間が2ヶ月ほどあり、京大の金で海外の大学や研究所で自分のやりたいことができたりします。海外行かずに日本でマイコースを3日くらいで終わらして、残り期間を使って自転車で日本縦断とかしてる先輩もいました。

メール一本で世界最先端の研究をみることができます。臨床では、京都、大阪、兵庫、和歌山、静岡にはOBの人たちがまあまあいると思います。最初から将来京都で医師をしたいと決めているなら京府医でも全く問題ないと思います。


出会いはそんなにないです。医学科自体8割くらい男子ですし、それ以外の人たちと会う機会はほとんど降ってきません。女子陣はお互いが常に見られる状況にいるので、周りを気にして求めたりはできない人が多い気はします。結局、部活内とか、メンヘラとか強気な女子が医学科内で付き合ったりしています。大体の人が恋愛に慣れてないので中学生並みに噂が盛り上がります。飲み会の場ですぐそういう話をして酒が飛び交ったりします。多分医学科はどこもそんな感じです。


次に京大の特徴ですが、何か特殊なものに没頭している人が3割くらいいて、そういう人は大体面白いです。同回生だけでも大文字山に篭ってたり、ペットボトルのキャップ投げてたり、土日ずっと声優のライブに行っていたり、ほんじょ先生の研究室でこき使われてたり、色々います。

また、大体やりたいことができます。クジャクの世話とか、気球乗ったりとか、いきなり3回生配当の数学とか物理とか学べるし、iPS研究所にいって研究したり、一日中麻雀したり、反政府活動も出来ます。自分で新たに何かしやすい環境だと思います。

自由に使える時間が多いです。その分自分がやりたいことがないとダラダラしているだけにもなります。周りに流されなくて行動力 もある人が活躍するようなところなのかもしれません。


あと京都にあるっていうのがいいですよね。場所的にも御所や銀閣寺の近くにあり、学校へ行く途中に満開の桜とか見れて最初の頃は感動してました。夏の瑠璃光院とか春や秋に入れる夜の清水寺高台寺とか、冬の雪が積もった金閣寺とか、嵐山とかにすぐ行けます。段々四条に買い物しに来ただけなのにダラダラ歩く大量の観光客のせいで遅れてイライラしてきますけど。あと抹茶スイーツ美味しい。


結論としては、センター試験の配点は二次に比べて塵みたいなものだしセンターと二次の相関関係はあんまりないし、京大みたいな大学はここにしかないので、どうしても行きたいと思ったら受けるしかないと思います。

センター試験の思い出

大学2回にもなるとセンター試験の話題はあんまり出ませんけど、書きたくなったので書きます。

僕はもともと医学部志望というより京大志望だったので受験勉強の99%は京大に受かるための勉強をしていました。

医学部というとセンター試験で高得点(9割くらい)取らないと国公立の半分くらいは厳しくなったりするので、センター試験が第1関門みたいなイメージがありますが、京大に関してはセンター試験の結果は900が250点に圧縮され、二次試験の配点が1000点もあるので、ぶっちゃけどうでも良かったんですよね。

現役の時はそんな感じで二次対策に全振りしていたので12月初めの模試で世界史が65点で選択してないけどなんとなく解いた地理の方が点数が良い(70点)とかいう始末でした。 

流石に世界史85点くらいは欲しいなと思ってクリスマスくらいから勉強してセンターを受けました。

そしたらなんと世界史91点だったんですよ!戦後の部分間に合わなくて捨てたら二問くらいしか出なくて両方合ってたのが大きかったです。

これでやっぱ京大医学部の人って天才なんだなーとか思われるかも知れませんが、総合点は83%でした。京大医学部のボーダーは91%なのに。

何があったかというと国語が悪すぎたのです。なんと全国平均点を割っていました。2択で迷った9問くらいを全て外していたのですぐシュレッダーにかけました。今でも何でこんなに合ってないのか理解できません。直前のセンター模試では190点とか取っていたのでガチで3日間くらい凹んで家で寝ていました。4日目は講習があったので凹みながら塾に行きました。それが思い出です。

センターはクソ。

浪人のときはまたクリスマスくらいから世界史を勉強して、国語は模試じゃなくて本試験の過去問を解いて、過去問の選択肢の異様な難易度にボコボコにされてキレていました。

それでも理系科目は別にセンターの対策をしなくても実力がついて30分くらいで解き終わるようになったり、英語も英作文が出来るようになったら自然と文法問題も分かるようになったのでまあなんとかなるでしょって思って受けました。

結果は88%でした。世界史は88点でまあまあとして 、理科も1時間暇してた割に20点落としているわ、英語はリスニングと発音問題で10点くらい消えてるわでやっぱセンターはクソだなあと思いました。
国語は140点でした。センター国語だけ一生解けない気がする。

センターの自己採点だけで勝手に2次の合否を予想してくるお節介なシステムが全国的にあるんですけど、京大医学部D判定でした。
結局二次でまくってギリ合格しました。

センター悪かったら京大においでよ


林先生とか浪人制度とか

林修ニキが浪人制度は廃止した方がいいとテレビで言ってたので便乗して思うことを書いていこうかなと


林先生はテレビによく出てくる前から普通に知っていて、授業も何回か受けたことがあります。


その時から浪人制度はいらないやら、東大くらい勉強したら現役で入れるみたいなことを言ってたので今回の件を知っても特に驚きはありませんでした。


林先生も言ってることは真っ当な国語の先生らしく、筋は通っているんですよね。


僕も現役の時は浪人生は全員目の敵にして勉強してましたし、そこでうっかり現役で合格していたら浪人制度なんていらないと思っていたかもしれません。


ただ、林先生は純粋に頭が良すぎるんですよね。他の人がどうして必死に勉強しても東大に合格出来るレベルにならないのか理解が出来ないレベルで賢いんですよ。

京医にもそういう人はそれなりにいます。


林先生の授業を受けたら分かるんですけど、国語の記述の解説をあまりにも理論的に正しく導けるので、自分で再現できない能力の無さに毎回打ちひしがれてましたね。


じゃあ浪人制度はいらないのかというと、僕の100%主観からいうと浪人したことでだいぶメリットがありましたので必要かなとも思います。結果的に同級生とかも一学年上より絶対楽しいですし、高校は男子校だったので一応浪人中に共学へのワンクッションみたいなのがあったのも大きかったですね。

それっぽいことを言えば浪人中にクラスで同じ目標に向かって一年間頑張るって貴重な経験だと思いましたね。浪人中に殺伐としている人もいますけど、殺伐としたところで成績がより伸びるわけでもないと思いますね。どうせそういう人ってしょっちゅうツイッターとかやってるし(偏見)


極端にいえば、高校の時の青春を犠牲にして現役で受かりに行くか、それとも高校で遊ぶだけ遊んで浪人中に勉強して受かりに行くか、のどっちが人生として有意義ですかですよね。


中には前者と後者が同じ土俵で戦うのは可哀想とかいう輩もいるかもしれませんけど、後者の方がその分人生の経験値が多くて、喋ってて面白いし将来社会で生き抜く力は高そうですね。天才は勝手に現役で受かるわけだし、お金の話を置いておけば選抜システムとしては上手くできてると思います。


あとは浪人制度廃止にしようと思ったら再受験とかどうなるんですかね。同じ大学は一度しか受験できないとか?学問の自由とか考えると廃止になることはないでしょうね。


2回生の秋学期を振り返る

京大医学部は実は全国的にもゆるいカリキュラムであった。あった、というのは2年ほど前に、一説にはトランプのせいだと言われているが、臨床実習期間の延長に伴いカリキュラムかつめつめになったのだ。その割には一回生はクソどうでも良いドイ語やらおもんない文系科目を相変わらず取っているので、つまり、2回生の秋学期はなかなかに大変だったのである。

科目としては順番に組織筆記と実習、生理学、地獄の発生学、それと同時並行する神経解剖と、最後に生理学実習と盛りだくさんであった。

しかし、9月10月にわんさかある組織筆記と生理学と発生学は出席点がないのである。そして試験は11月末の学校祭明けから襲いかかる。つまり、うっかりしていると前述の試験が始まる11月末まで一切勉強せず、ただ組織実習のスケッチだけ書きにいくだけでよく、気づいたら講義50回分のテストが1週間後にあったりするのだ。

しかも組織から発生学にかけてテストの難易度が段々上昇していく一方で試験の間は3週間、2週間、と段々減り、過去問から出る頻度も8割、7割、教授の気分による、なのに、落ちる人数は30人、30人、50人という心折設計となっていて非常に辛い。

それと発生学は本試験よりも追試験の方が難易度が高く、容赦なく発生留年する人を生み出している鬼単である。

結局筆者がかけた勉強時間は組織実習と筆記が3日、生理学が1週間、発生学が丸々2週間であった。そしてまとめたノートが5ページ、15ページ、30ページと言った具合である。

発生学がひどいと言われる理由は、ラングマン人体発生学とかいう380ページの本から教授が気まぐれで問題を出していると言われているからである。

その鬼単ぶりは去年から聞いていたので5月の段階で買ったのだが、読みにくいし急にグロ画像(発生異常の胎児の写真。うわあ)出てくるしで全く読まずに試験期間に飲まれてしまった。

結局ラングマンあきらめ過去問を10年分といて臨床事項だけまとめて戦いに行った。周りは必死こいてラングマンを読み込んでいたが過去問からある程度出ると読んだ結果見事に的中し単位を得てしまった。最高である。

なんやかんや組織も生理学も過去問解いただけだが出来てそうなので終わってみれば自習でよかった分、今の1限から4限まで生理学実習に駆り出される日々よりはマシであったなあと思う。朝は苦手。


偏見で受験と親について語る

まずは、僕の経験だけを頼りに自分がしてきた受験を振り返ろうかなと思います。

まず僕が今になって特殊だったと思うのは、親に勉強や将来に関して何も言われてこなかったという点です。
僕は結果としては中学受験をして、県下一の進学校みたいなとこに入り、一浪しましたが京大医学部にギリギリ合格できました。
ですが、中学受験も大学選びも親からは一切言われず、僕自身が中学受験をしたいと親に言って塾も自分で選んだりして勉強したり、大学選びも医学部に行けだの東大行けだのとは一切口出しされませんでした。親はあんまり中学受験するとは予想していなかったかも知れません。

僕は好きなものに関しては勉強することが苦ではなくて、塾のある日は当たり前に塾が閉まるまで自習室で勉強してました。それには何個か理由があって、一つは地元の小学校より塾の方が雰囲気が好きだったからです。小学校の先生は小5の担任以外アホだと思っていましたし、塾の方が全員と仲良くなれててただ勝手に楽しんでました。あとはもともと京大に憧れて中学受験を志したからですかね。
その頃は全く気づかなかったのですが、塾に来ている子の7割くらいは親に塾に入らさせられてたような気がします。僕の周りではぶん殴られてまで勉強して結果成績が上がった人はいないような気がしますね。逆に小6の夏くらいに1人急に成績が急降下した子がしましたけど、家と揉めてたような気がします。

大学は最終的には高2の冬に決めました。京大に行くのは決めましたが、医者になる訳でもないので理学部でいいかなと思っていましたが、怪しい個人塾の人や高校の調子ついた雰囲気が僕を京大医学部に駆り立てました。1番の理由は京大医学部受けるって決めたときにめっちゃくちゃしっくりきてしまったからですけど。
大学受験はかなりハードモードでした。席次30番くらいに入れば受かるかもしれないといった高校でしたが、遊び呆けていたのでその時の席次は250番でした。また先生が嫌いすぎて化学を捨てていたり授業は体育以外無視していたので、独学で物理と生物を一から勉強しないといけませんでした。親に何も言われずに勉強できたのはまだ良かったのですが志望校とのギャップが埋まらなさすぎて精神を削りながら1人淡々と勉強してたと思います。結局150番止まりで模試の判定は全部1番下でした。高3の思い出は模試の帰りにみんなで甘口スパゲッティを食べたことと、センターで国語大爆死して全国平均を割り83%で京大医学部に特攻したことぐらいしかありません。

高3くらいでようやく、親の意向が反映されている同級生がそれなりにいることに気づきました。実は6〜7割くらいの同級生が親によって中学受験をしてきたのではないかと思うようになりました。大学受験では医者の家系が多く、どこでもいいからどうしても医学部みたいな人も結構いました。でもみんな楽しそうでした。自分のやる気さえつけば勝手に勉強して何やかんや受かっていくようなところでした。

浪人時代は楽しかったですね。エモさしかないです。ポジティブさだけが取り柄なので秋C判定でウキウキしてました。センターも国語のせいで結局88%で私立も全部落ちましたけどウキウキしてました。流石に慶応医学部の二次の帰りの新幹線で慶医と京大どっちかは受かるやろって京大医学部の自己採してしまったときに数学が2完だと気付いてからはメンタルおかしかったですけど。8点差でした。
思い出はこのくらいですね。

毒親みたいな言葉を大学に入ってから実感するようになりました。特に同級生や後輩の女子たちの8割くらいかなーり厳しい家にいるのだろうと容易に想像できます。実際にそういう家を目の当たりにすることも多々ありました。想像を遥かに超えています。
今でもそこまでして無理矢理勉強を強制する理由なんて無いと思います。子供が努力してるのに親は鞭を打つだけで精一杯なんで不公平じゃないですかね。子供にそこまでして勉強欲しいのなら、それ相応の努力を自分もして勉強の楽しさや意義を強調して自発的に勉強をさせる努力でもしたらも思いますが。

大体なぜ虐待同様の行為をしてまで子供を勉強し親の希望に沿うように学生生活を送ることが、子供のためになると確信しているのでしょうか?前に述べましたが、僕は子供の人生の幸せは子供が決めるものだと思うので疑問に思ってしまいます。あと、京大医学部に入ってくる時点でほぼ教育としては成功例ばっかりなので分かりませんが、無理矢理勉強させて生き残れる人間ってそんなに多くいないんじゃないですかね。上手くいかなかったときに親自身は責任を取れるんでしょうか?
かなり少数ですが大学入って自立した結果親と仲悪くなったり大学で初めて挫折してドロップアウトしていく人もいます。
もっとも、上手くいけば勉強に対する耐性が物凄い人間になるのは周りを見ていると実感します。そういう人は顔に清潔感とかあって性格も割と良い人が多いです。

偏見ですが僕の大学では、医学部志望で勉強した結果京大医学部に入れそうだから来た人
が5割くらい、京大医学部に憧れて来た人も5割くらいでしょうか。もちろん両方に当てはまる人も思いつきますが、どちらも変わってて面白い人が多いですね。