京大医学部の面接
1日目お疲れ様でした。
おそらくこの記事を読む今年の受験生は0人でしょうが、ちょうどいい時期なので書いてみます。
京大の受験は2日間ですが、医学部だけは3日目に面接があります。
多くの私立などの医学部ですと、面接は二次試験としてかなり合否を左右する重要な要素ですが、京大に関してはそんなことは全くありません。
まず、配点がなく、A,Bの評価しかありません。そして99%の人がA評価になると思われるのであまり意味がないです。
5年前くらいまでは京大医学部の面接に点数がついていたのですが、再受験の受験生の点数を不当に低くしているのではないかという疑惑が2ちゃん(当時)から燃え広がったことがあり、そのせいか2016,17年あたりからは点数はつかなくなりました。
多分多浪は大丈夫ですけど、再受験の人は色々と志望理由を深く聞かれる可能性があるのでちゃんと対策した方がいいのかもしれません。ちなみに再受験で京大に来られる人は体感1年に1〜2人ぐらいいますが、実質2浪くらいの人ばかりです。
あとどうでもいいですけど、番号が早くて、全員スーツの男の集団がいたら浪人生ではなくおそらく灘高生だと思います。9割くらいそのまま京大に受かると思うので顔を見ておくと面白いかも(?)
他のサイトでもありますけど、一応僕+周りの人間の経験だけを元にした面接の様子を書いていきます。
面接官2人に対して、1人で喋る。
まず志望理由やら今日の試験の出来を語れることが多い。
志望理由がしっかりしていればその時点でおそらく問題はなく、そういう場合は試験官が思いつきで話を聞くことが多い
わたしは今年のノーベル賞について興味深いことはありますか?とか聞かれた気がする。別に医学生理学賞でなくてよい。物理の話したらへーっていって終わった。
アドバイス(?)
服装はちゃんと着るべき(当たり前)
制服の第一ボタン止めてなかった先輩が2回面接されていた。でも受かっているので緩い。
自分の本当の志望理由と関わってこない場合は京大だからといって変にIPSやら本庶せんせの話をする必要はない。目の前の先生は基本的に各医学分野の教授、すなわち結構その道では強い人が座っているので、適当なことを言うとすぐバレる。自分が本当に興味があるならその話を深掘りしてくる可能性が高い。(こう言う病気を治したいです→その病気のメカニズムについて知っているかとか)
京都に対する憧れみたいなのを言う場合は京都府立医科との差別化を考えておくと良いかも。(京大の方が総合大学で色々学べる〜など)
医者ではなく、研究者志向なら理学部との差別化を考えるべき(より人間に対して学ぶことができる、解剖実習、病院実習とかは基本医学部しかできないなど)
おそらく受験番号の一桁ごとに面接の相手が決まるが、自分の番号だけ進みが遅い=圧迫面接ではない。雑談好きなだけの先生である可能性の方が高い。(神経の林せんせとか)
今年はあるか分からないけど、たまに部活の新歓(といってもビラ配るくらいだろうけど)がいるかもしれないので、是非構ってあげてください。
まあちゃんと集合に間に合えばあとは大丈夫だと思うので気にしないで。