※あくまで個人的

京大医学部の偏った日常

潰れたラーメン屋たちの思い出

今日はラーメン評論家になろうと思います。(誰でもなれそうだから)(コラ!)


おじさん構文難しいですね。ふつうに書きます。


僕が好きなラーメン屋は2つあって

かなり美味しいラーメン屋か、

そこそこ美味しいけど全然人がいないラーメン屋なんですけど、

後者の方は、コストを高くして味で勝負している割に、主に立地とか知名度とかの問題で全然売上が上がらないせいで結構潰れて悲しい思いをすることがあります。特にコロナの間にガンガン潰れました。時短政策はゴミ。

今日はそういうラーメン屋を供養していきます。


①龍旗信 京都店

https://s.tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26017834/

塩ラーメンのお店だった。食べログもクソ高くてふつうに上手いのに場所が絶妙に分かりにくく、毎回この辺だっけって言いながらチャリ漕いでいたためか、いつも空いててとても好きだった。綺麗だし、雰囲気もいいし、ラーメンもうまい。塩ラーメンの中では1番好きな店だったかもしれない。でもコロナの間にしれっと潰れた。大阪の店はまだ続いているらしいけどそこまで行って食べたいラーメンでもないのは事実。


②つけ麺マン

https://s.tabelog.com/kyoto/A2601/A260302/26017646/

京大生が集結する百万遍の目の前にある好立地のくせにそこそこしか人が集まらず、2018年の5月で閉店。コロナでも何でもなく実力が足りなかった模様。

私が好きだった理由はつけ麺マンのくせにまぜそばが1番美味かったから。つけ麺は1回も食べたことがない。おすすめの食べ方とかを一切無視して卓上の酢とラー油を3周くらいかけて味を全て殺して食べるのが好きだった。たぶんラー油がデカい容器に入っていたのが好きな理由の本質だったと思う。


③高安是空

https://s.tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26028840/

一乗寺にあるつよつよラーメン屋である高安の分店。有名だし美味いはずなのだが、結構空いており穴場だなと思っていたら穴すぎて潰れてしまった。置いてある漬物が好きでガラガラなので遠慮なくご飯に載せまくって食べれて最高だった。一乗寺と四条でラーメン食べにくる客層ってだいぶ違うし、立地もわかりにくかったのが原因なのではと思う。

それと同じパターンで、四条でクソ繁盛している麺屋優光が、一乗寺に聖(kiyo)とかいうミスチルを意識しまくった分店を出していて、食べログとかの評価も結構良くて実際に美味しいんだけど、最近結構空いているイメージがあるのでもしかするとここのリストに入るかもしれない。

逆にコロナ禍で頭角を表した気がする麺屋たか松とかは無難に四条周りに分店を出してて堅いなと思った。四条とか三条とかの繁華街は味より立地で存続が決まりそう。


④ダブルラリアット

https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260302/26024497/

潰れたのが4年前だから最早存在を知らない人がほとんどになってそう。

店の経緯が複雑で、もともとはこだわりのないラーメン屋という店だったのがテナントの関係で潰れることが決定して、閉店までの2ヶ月をダブルラリアットという二郎系ラーメン店として復活営業することから出来た店です。こだわりのないラーメン屋時代は行ったことがないのでわからない。

余命2ヶ月の店という感動系ドラマの様な設定と日によって味がぶれまくるガチャガチャ要素が好きでした。最初行ったときは全然美味しくなくてそりゃ潰れるわと思っていましたが、再び行くと3段階くらい上手くなっててギャップにやられました。ワシワシメンとかいう謎のネーミングセンスも良かった。懐かしい。


⑤にぼ次郎 百万遍

https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260302/26018246/

言うて四条の方は生き残っているので食べようと思えば食べに行けるが供養しておく。

百万遍にあった魚介系二郎ラーメン。私が大学入る直前くらいに復活したらしいが、私の卒業よりも早くいなくなってしまった。魚介系ラーメン店だけど全然関係ない混ぜそばがうまくて好きだった。コロナ禍中に閉店する前に一時休業すると言って構ってアピールをしていたが、前にも閉店詐欺をしていたことがあったらしく相手にされなかったらほんとに潰れてしまった。


一風堂 錦小路店

https://s.tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26001131/

これも言うて京都駅にあるけど、近くにあったから良かったレベルの店なので供養する。あとここの跡地にできた博多ラーメンのパクリ店が全てに置いて下位互換すぎて悲しかったのもある。調べたら質よりコスパで勝負している魁力屋のチェーン店だったので仕方ないね。

一風堂はごはんおかわり無料なのともやしみたいなやつが食べ放題なのがとても好きだった。コロナ前はバカほど外人がいたのでコロナになってから空いてラッキーと思ったらそのまま潰れた。


毎月京都だけでも5〜10店くらいラーメン屋が潰れては出来ているので潰れてないうちに通っておくのがいいと思った。(小並)

潰れて無いお店だと京大病院前のらんたんって店が程よく美味くて空いているのでおすすめ。

https://s.tabelog.com/kyoto/A2601/A260302/26007062/

京大医学部推薦の話

6年くらい前から京大医学部(医学科)にも推薦枠が5人程度できるようになり、実はしれっと国際科学オリンピックでメダルを取っていると満17歳からでも出願できるのですが、ついに今年高校飛び級で京医に合格された人が現れたと若干話題になりました。

なので京大医学部を推薦で通る人がどういう人なのかサンプル数5くらいの主観モリモリで書いていきます。


結論から言うと、全然普通の方達です。今年入られた17歳の方もほんの一瞬しか見ておりませんが、確かにかなり賢そうな感じはしますけど、喋ってみれば全然普通です。多分クラスの中で誰が推薦とかぱっと見では絶対わからないです。


推薦で受かる人々は国際オリンピックとかに出ていたり、高校の時から何かの研究したりといかにもな人だけでなく、普通の高校生活(学業は優秀で、英語能力もかなりあるが)をしていた人もそれなりにいます。


受験資格に評定4.8/5とかいるし、確かTOEIC iBT 100とか必要だしとまあまあなハードルがある上に、世の中の人々は大学名や国際オリンピックがどうやらといった字面しか知らないので仕方ない面もありますが、(私含めて)凡人の思考では天才の内面まで想像することは無理なので、勝手にイメージをつけること自体が失礼な気がします。


まあ確かに推薦の皆様の方が平均的には勉強熱心で大学の成績も優秀だと思うのですが、個人個人で言えば、バンバン研究している人もいれば、部活に入ったり恋愛したりと普通の大学生活を謳歌している人もいます。残念ながら京大医学部推薦で入れるくらい賢い上に、ちゃんと人間性もあったり社会性も備えていたりと天から二物、三物も与えられている人ばかりです。


大学でもどんどん突き抜けて欲しいとは思いますが、一般入試で京大医学部入ってくるやつにもっと変な人間が沢山いるせいで埋もれてしまう気がするので、全然飛び級で入学されてもすぐに慣れてしまうのではと思います。


ちなみに一般入試とどちらが難しいかというと入試形態が違いすぎるので人によるでしょうけど、推薦で受かる人は大体は一般入試でも受かるのではないかと思います。僕の場合は評定が足りなすぎるのでまず受験出来ませんでした。


おすすめの下宿選び、家電

前期試験の結果が大体出ましたね。

合格した方はおめでとうございます。


今回は家選びについて書いていこうかなと思います。京大なのでクソ暑くクソ寒くクソ花粉が舞っている京都での生活が基準になっております。

おそらくこの記事を見る前に既に家を押さえている新入生が7割くらいでしょうけど。


まず場所

神宮丸太周辺

医学部やら薬学部やらの京大の南の方にある学部の人が1番多く住んでいる

そもそも女子は防犯とか家賃とかを重要視すると熊野寮付近のマンションになりがち

ご飯屋たくさん、買い物は徒歩10分歩いて三条に行けば困らない、最寄り駅は準急までなので微妙、自転車10分未満で学校に着きます。


百万遍元田中

オーソドックス、ど定番、全学部おる

家賃が神宮丸太より安い、ご飯屋は沢山ある。京大近い。部屋が広いと飲み会会場にされる。出町柳駅に近くないと南に行く交通手段はバスになりがち。


三条

京大から遠い以外は完璧。学校行かない人向け。自転車10分はかかる。飲み会は三条〜四条でしがちなのでそこから歩いて帰れる。隣の声が聞こえるようなマンションはあまり聞かない。ここに住んでるやつ8割医学部


何で決めるか

ユニットバスかセパレートか

割と大事かも

風呂に暖房付いている神物件もあるらしい。


コンロがガスじゃなくてオール電化

マジでどうでもいい。それしかアピールするとこない時点で地雷


西日とか

カーテン閉めたら耐える。でも西日じゃない方がいいよね。


トイレの除湿ボタンが電気のボタンと別になっているか、トイレの位置は玄関から離れているか

ないと電気付けっぱなしじゃないと冬にトイレが水浸しになります、後者も寒い空気に近いほど水浸しになる確率が上がります


近隣の建物、交通量

川端通、東山通沿いはもろ京大病院沿いなので、救急車の音でうるさいかも、とくに後者


まあ立地、家電、築年数、駅・大学の距離で大体決まるでしょ

Wi-Fiの通りやすさは運ゲー


あるといい家電

ティファール

鍋になれたらいらんけどね。早いよ。カップ麺とか食べる人はさっさとお湯沸かしたいでしょ


ホットプレート

1人暮らしすると冬は週一で鍋するようになるのでよく使うし楽。タコパできるやつもあるらしいけど、そんなにせんやろ。


加湿器

いる。暖房はエアコンに頼りがちなので湿度が低くなりまくり乾燥して肌痒くなるし風邪なりやすいし買った方が安い。


ヒーターorこたつ

買うと動けなくなるけど、エアコンからくる花粉に耐えられない場合は考慮すべき。


ニンテンドースイッチ

高いけどね。1人でやることといったらこれでしょ。どうせ今年も巣ごもりがちになると思うし。バイトの初任給で買うと良い。ゼルダ楽しい。


スキャナー付きコピー機

いる。スキャナーマジで学校でも採点バイトとかでも使い時ありまくりなので。そんなに高くないのもある。EPSONのEW-M630おすすめ


手持ち掃除機

流石にいるでしょ。でかいのはいらない。


今書いていると冬を想定したものばかりになってしまうね。

京大医学部の面接

1日目お疲れ様でした。

おそらくこの記事を読む今年の受験生は0人でしょうが、ちょうどいい時期なので書いてみます。


京大の受験は2日間ですが、医学部だけは3日目に面接があります。

多くの私立などの医学部ですと、面接は二次試験としてかなり合否を左右する重要な要素ですが、京大に関してはそんなことは全くありません。


まず、配点がなく、A,Bの評価しかありません。そして99%の人がA評価になると思われるのであまり意味がないです。


5年前くらいまでは京大医学部の面接に点数がついていたのですが、再受験の受験生の点数を不当に低くしているのではないかという疑惑が2ちゃん(当時)から燃え広がったことがあり、そのせいか2016,17年あたりからは点数はつかなくなりました。


多分多浪は大丈夫ですけど、再受験の人は色々と志望理由を深く聞かれる可能性があるのでちゃんと対策した方がいいのかもしれません。ちなみに再受験で京大に来られる人は体感1年に1〜2人ぐらいいますが、実質2浪くらいの人ばかりです。


あとどうでもいいですけど、番号が早くて、全員スーツの男の集団がいたら浪人生ではなくおそらく灘高生だと思います。9割くらいそのまま京大に受かると思うので顔を見ておくと面白いかも(?)


他のサイトでもありますけど、一応僕+周りの人間の経験だけを元にした面接の様子を書いていきます。


面接官2人に対して、1人で喋る。

まず志望理由やら今日の試験の出来を語れることが多い。

志望理由がしっかりしていればその時点でおそらく問題はなく、そういう場合は試験官が思いつきで話を聞くことが多い

わたしは今年のノーベル賞について興味深いことはありますか?とか聞かれた気がする。別に医学生理学賞でなくてよい。物理の話したらへーっていって終わった。


アドバイス(?)

服装はちゃんと着るべき(当たり前)

制服の第一ボタン止めてなかった先輩が2回面接されていた。でも受かっているので緩い。


自分の本当の志望理由と関わってこない場合は京大だからといって変にIPSやら本庶せんせの話をする必要はない。目の前の先生は基本的に各医学分野の教授、すなわち結構その道では強い人が座っているので、適当なことを言うとすぐバレる。自分が本当に興味があるならその話を深掘りしてくる可能性が高い。(こう言う病気を治したいです→その病気のメカニズムについて知っているかとか)


京都に対する憧れみたいなのを言う場合は京都府立医科との差別化を考えておくと良いかも。(京大の方が総合大学で色々学べる〜など)


医者ではなく、研究者志向なら理学部との差別化を考えるべき(より人間に対して学ぶことができる、解剖実習、病院実習とかは基本医学部しかできないなど)


おそらく受験番号の一桁ごとに面接の相手が決まるが、自分の番号だけ進みが遅い=圧迫面接ではない。雑談好きなだけの先生である可能性の方が高い。(神経の林せんせとか)


今年はあるか分からないけど、たまに部活の新歓(といってもビラ配るくらいだろうけど)がいるかもしれないので、是非構ってあげてください。


まあちゃんと集合に間に合えばあとは大丈夫だと思うので気にしないで。

ほんとに京大を受けるのか?

コロナウイルスくんのおかげでこの一年はめちゃくちゃでした。その影響はもちろん大学生活にももろに響いております。


どうしても京大を受けたい人は置いといて、大学を迷っている人にまず、コロナ禍でも大学生活はおそらく自分のイメージしているものとはだいぶ違うものになるであろうことを伝えておきます。


部活は対面授業はウイルスが暴れている限り基本的にないと思ってください。なので、大学に入って新しい人と出会ったり、新しいコミュニティを見つける機会はかなり減ります。


もちろんそれ京大だけに限ったことではないのですが、京都大学は昨年秋の時点で日本で最も対面授業、部活の再開を渋っていた大学です。9月時点で阪大などの大学は対面授業や新歓を始めておりましたが、京大の教務は授業やら部活に関しての情報が音沙汰ない状態で非常に学生の不満を集めておりました。

にも関わらず、実習や試験だけは対面で強行するといったダブルスタンダードな一面もあり、大学の対応に振り回される一年になりました。


今京大に入るとどういう学生生活を送るかをやや悲観的にお知らせしておきますので、それでも京大に入りたい人は是非どうぞ。お待ちしております。


4月時点で新歓が盛大に行われる可能性はかなり低いでしょう。対面授業は一部あるかもしれませんが、基本的にオンラインと予想しています。寺やら観光地はそんなに混んでないので京都を観光することはできるでしょう。研究室はほぼ通常通りやっていると思います。

逆に他の大学は対面授業や部活が4月からやっている可能性があります。一橋などは大人数となる授業以外は対面授業を宣言しています。

4月からの授業・部活の方針を宣言しているか調べて損は無いと思います。京大とかいうところは受験が終わるまでそういうメッセージを出す気がしませんので、せっかく大学に入ったのに自分だけ毎日パソコンの前で授業を眺めて終わりなのに、周りの大学は楽しく部活や大学で授業を受けているという状況になる可能性が高いです。

また、夏頃に規制がなくなったとしても1年半休止していると大学公認でないような小さいサークルは半壊しているのではないかと思います。いい大学行く意義って色んな人と出会う環境を求めることがかなり大きいと思うので、今の京大がそういう大学であるとはあまり思いません。


京大は勉強が緩い分、今の生活は端的にいって虚無になっています。先輩後輩にはもちろん、ましては同級生にもほとんど会わず、でも課題や試験もほとんど無いので、自分で新しい趣味を見つけるやら、バイトをしまくってそのお金を使うぐらいしか有益なことがない状態です。何しに大学来たのか分からなくなっております。私としては病院実習など行きたくないので、このままコロナくんに暴れて貰って全部オンラインになって欲しいですね(最悪)

無課金でCBTを受けてきた

出落ちで申し訳無いのですが、無課金というのは先輩から問題集を借りているのも含めるので、大学の教材だけで何とかしたという意味ではありません。京大の先生が好き勝手自分の研究とか書き殴ったレジュメなんて役に立つ訳…


CBTとは4回生にある、全大学共通で行われる、医学部の座学の総まとめテストみたいなものです。


今年はコロナのせいで、なんーーーーーにもする事が無くなってしまったので仕方なく3ヶ月くらい前からボチボチ勉強しました。


使ったものは2つです

1.QB

CBT受ける人間の90%が買うようなCBT試験の再現問題が詰まった問題集。独占禁止法に引っかかりそう。全5冊あり3000問くらいある。1冊5000円。いい商売だね。

わたしは先輩から1〜3までを借りました。今はデータ版しか売っていません。


2.問トレ

こいつはすごい。タダで登録でき、ネット上でCBT向けの問題が解ける。しかも全分野あり3000問収録されている。解説もまあまあ付いている。


病気が見えるシリーズとかいう医学生の85%は持っている参考書なども結局買わずに終わりました。後はQ assistとかいうCBTでいう東進みたいな映像授業とかMECから出ている大量の対策プリントを買っている人はまあまあいました。


余裕を持って勉強を始めたはずだったのですが、1ヶ月前なのに1週間で200問くらいしか解かない日々が続いたため、予定していた問題を解き終えたのはテスト2日前とかになっていました。(合計5000問あるので1日200問くらいは最低でも解くはずだった)


本番も事前の噂ではQBの問題から半分は被ると言われていましたが、全然そんな事はなく、選択肢に聞いたこともない病気が2つあって50%の運ゲーを強いられることも何度かありました。


CBTの試験は全範囲を6分割して1ブロックごとに60分の試験があるのですが、どうやら前のブロックの出来で、次のブロックの問題の難易度が変化する説があり、最初のブロックでボコボコにされて落単が頭をよぎってからは、普通に解ける問題ばかりになっていました。(ざっくりいうと、1.基礎、2.血液、循環器、神経、3.代謝、消化器、泌尿器…みたいな感じ、人によって20000問くらいの中からランダムで300問が出題されるらしい)

1日に2200問解いていたバケモノは試験が終わるたびに難しすぎると謎の病気名を呻いていたのでそうなのかもしれません。


CBTを解いて思ったのは、やっぱりこういうのってAIがやれば良くねっていうことでした。症状や所見から病気を当てたり、治療や診断法を考えるって、ただフローチャートを覚えるだけなので、別に記憶力だけがあればいいものを人間がやる必要ないし、むしろ機械の方が忘れないし向いているよなあと再確認しました。CBTの試験の大半は人力でアキネーターしているだけです。

将来人間は、世話とか人の温かさが必要な仕事だけするようになっていくのかもしれないですけど、やたら賢い人間が医者に吸収されている現状を見れば、まだまだ医者の構造は特権階級とか聖域みたいになるだろうし、そこに切り込むような改革が起こるのは日本ではないかなと思います。もちろん研究者の給料を医者並みに上げればそんなことなくなると思いますけど。医者目指す理由の大半は安定した生活を求めているだけでしょうから。

私は本当に医者になってしまうのでしょうかね。


追記:結果が返ってきて108位/124人中という下の下の成績でした。一応試験には通っていましたけど、皆さんはちゃんと課金をして勉強しましょう。

京大医学部の科目でしんどかったものランキング

座学が全て終了し、おそらく全ての単位を取り終わったと思うので、今までの座学を総括していきます。


簡潔に言えば、今までに4人くらい留年しましたけど、まともに試験会場に来れた人間は誰一人留年しなかったので、追試含めるとだいぶ卒業難易度は低いです。臨床科目に関しては過去問を3年くらい真面目に解けば70人くらい落とされることがない限り通りました。

東大生の100倍くらい勉強していないと思います。高校や塾の同期で東大行った人の8割は進振り、院試でのハイレベルな競争で鬱病になったり家庭崩壊したりしています。東大に憧れずに済んで良かった。


まずは客観的に、本試験で落ちた人数と試験範囲の広さの2つの観点からしんどかった科目を選びました。


1.発生学

毎年これが一番きつい。殿堂入りレベル。400ページあるラングマン発生学のどこかから出るという分かりやすく鬼畜な科目。ラングマンの記述を正確に覚えてないと受からないし、しかも追試の方が難しいし、遠慮なく落とす。これだけは京大の方がしんどい。本試50人くらい、追試25人くらい落ちた。私は早々にラングマンを諦めて、過去問だけ勉強したら通ってしまったのであんまりしんどくなかった。最近は過去問だけでは通らないらしいので実に大変。


2.病理各論

2位以下はそこそこしんどいくらい。京大の科目にはらしからぬ出席点があり、毎朝9時半までに教室に入らないとその日のスケッチが書けないというクソ仕様になっているという点でしんどかった。ちなみに試験範囲も病気全部とかなのでまともに勉強するとめちゃ大変。私はしんどすぎて途中で行くのを諦めて落単したが、勉強しなくて済んだのでダメージは少なかった。出席点があれば何とかなるので10人くらいしか落ちていない。追試も難しかったけど、難しすぎて全員通った。


3.薬理学

こいつはテストが2回あって、範囲が薬(ざっくり全部)なので意味不明のカタカナと薬効作用を呪文のように覚えるクソゲーだった。40人くらい本試で落とされた。うちの学年は授業に出席する人間は少ないためか、どこ科目でも先生の印象が悪く、テストで大虐殺されることが頻繁にあった。


4.生化学

一応出席点があるけど、毎年10人くらいしか落ちないから大丈夫と思っていたら80人くらい落とされた。仕方なく勉強して追試を受けに行った思い出。


5. Introduction to biochemistry

通称イントロ。1年の後期にある一般科目。必修で逃れることが出来ず、毎週10時半に出席して即小テストがある。しかも英語。先生も2人いて、片方のヨセフ君に当たるとしっかり授業を聞くことになる。めちゃ目つけられたけどかえって仲良くなった。期末テストも全部英語で記述だったから、まだ勉強する気が残っていた頃で助かった。10人くらいしか落ちなかった気がする。


6.呼吸器

基礎系の科目の方が圧倒的にしんどいのだけど、臨床系で一つ挙げるとしたらこれかなというやつ。何せ過去問と全然違う問題が出て、突然70人くらい落とされたからね。量はそこまで多くないから普通に勉強したら追試は楽勝だった。基礎系がセンター日本史くらいな分量に対してこいつは江戸時代だけとかいうレベル。


次に主観だけで選びました。


1.基礎有機化学

これを選ぶのは私だけでしょう。物理生物で受験した化学アレルギーの私には大変厳しかった。本来1回生前期で取る科目だが、嫌すぎて履修せず、後期で違う先生と落単したやる気ない奴らとダラダラ取ろうと思っていたが、後期の方が試験範囲が1.5倍になるわ、先生は変わらずクソ厳しいやつのまま、と致命的ミスをしてしまった。しっかり出席と小テストがあり、こういう奴のせいで化学が嫌いになったんだとずっと恨んでいた。同級生に土日の2日間ずっと教えてもらって何とかなった。ありがとう。


2.生理学

病理各論もまあまあしんどかったけど、結局真面目に勉強はしてはないので繰り上がりてこいつにしました。

組織学のテストから3日間しかなくて、かつ範囲もバカ多いというクソ科目×クソ日程でまあまあ大変だった記憶。

過去問に手をつけたけど、過去問すら8割くらいまでしか範囲が終わらず、消化器と腎臓とかを丸々諦めて試験を受けた気がする。でも通ってたからヨシ。


あとはそんなにしんどくはなかった気がする。喉元過ぎれば何とやらってやつですね。